キャッチコピー

キャッチコピー・キャッチフレーズ豆知識

日本最古のキャッチコピー

日本最古のキャッチコピーは「土用の丑の日」だといわれています。

安永4年(江戸時代)の夏、江戸のウナギ屋が売れなくなって困っているの鰻屋が蘭学者平賀源内の所に相談に行きました。
すると源内は万葉集に登場した和歌「石麿にわれ申す夏痩せに良しといふ物そ鰻取り食せ」にヒントを得(「丑の日に「う」の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得た説もあり)、
店に「本日、土用の丑の日」貼り紙をしたところ江戸中の評判になり、ウナギが爆発的に売れこの日が丑の日だったことから、それ以来、土用丑の日にウナギを食べるようになったようです。200年以上も前のキャッチフレーズが、いまでも通用していると言う事です、偉大なキャッチコピーですね。

この時代からキャッチコピーが存在しえたということは、江戸時代の庶民の識字率の高さが伺えます。 宣伝・広告はリテラシーの高いものに積極的に露出するってのは今も昔も変わらないようです。
いまではネット広告がこれにあたるのではないでしょうか?


なお、最も脂が乗っている鰻の旬は冬である。土用の丑の日がある初夏あたりの鰻は脂がかなり落ちており、身も淡泊である。一説に、鰻屋が源内に相談を持ちかけたのは夏に売れない鰻を何とか売るためであったとも言われている。ただ、鰻にはビタミンB類が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止には効果的であり、そういった面から鑑みると、結果的には夏の時期に鰻を食べるのは実に理に適った習慣だといえますね。